グリコ・森永事件を元にした衝撃的な小説
訪問ありがとうございます!
読書女子のひつじです。
先日購入した
「罪の声」(塩田武士さん、講談社文庫)
読み終わりました。
なかなか読み進めできずでしたが、
久しぶりにゆっくりできる時間ができて
めっちゃ読みました!!
※ネタバレなし
喪失感たっぷりです。
ラストに近づく、真相に近づくにつれ、こんな衝撃があると思わなくて…苦しかったです。
グリコ・森永事件…
正直聞いたことあるな?程度で、全く知らないので、ご存知の方が読むのとはまた違う感覚かもしれませんが。
昨年「屍人荘(しじんそう)の殺人」を読んだ時の衝撃とは、また全然違う衝撃!!!
「罪の声」は、実際のグリコ・森永事件を元にしているだけあって、なんだか現実味のある分、気持ちの悪くなる終わり方でした。
物語りが完結する清々しさはあるものの、
それと引き換えに、実際自分が…自分の子がこういう状況にあったらと思った胸が締め付けられました。
映画期待できそう!
64(ロクヨン)の時もそうでしたが、
これも映像化したら面白い!
やっぱり、再現VTRみたいに
時系列わかりやすく物語りが進むと
本当のめりこめるし、わかりやすい!
2020年オリンピックイヤーに
これは引き込まれること間違いない♬
浦沢直樹さんが描いてほしい!
読み進めていくうちふと思ったのは、
浦沢直樹さんが描いたのを見てみたいな…と。
Monsterの情景が思い浮かんだんですよね。
登場人物が浦沢直樹さんの手によって
命を与えられたら、
映画とも違う面白みのある作品だなって。
勝手にごちゃごちゃいいましたが、
登場人物がそこそこいるし、
個人的にはちょっと内容が複雑に感じたので、
読み返したらまた違う見方で楽しめそうです♬